ICI療法について考える男性

バイアグラ・レビトラ・シアリス等のED治療薬が効かない人にはICI療法と呼ばれる治療選択肢があります

高齢化時代、加齢による勃起不全患者数の増加

正常な勃起であれば、性的刺激が脳からペニスに伝わると、ペニスの動脈が大きく拡がり血液が流れ込み、ペニスは大きくなります。
勃起不全(ED)とは、性的不能とも呼ばれ、性交渉をするのに十分な勃起が得られません。
動脈硬化は脳や心臓だけに限って起こるわけではなく、ペニスの動脈(陰茎動脈)にも起きます。
生活習慣病の方は、血管が動脈硬化を起こしていることが多く、性的刺激を受けて脳からペニスに、動脈を拡げなさいとシグナルを送っても、動脈が硬化しているので拡がりません。無理に動脈を広げれば破裂する恐れもあるので、動脈は自己抑制して動脈を広げないように働き、結果的にペニスの太さ、硬さ、維持時間が不十分になります。
勃起不全の原因は、生活習慣病以外にも、心理的ストレス、血管障害、薬剤の影響など様々あります。
加齢とともに生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症など)にかかるリスクが高まるので、加齢も勃起不全の要因の一つです。
歳をとると身長が縮むように、ペニスも加齢によって縮まり、勃起しても、若い時に比べサイズダウンします。
ペニスの動脈は、心臓や脳の動脈と比べ、非常に細いので、動脈硬化が顕著に現れます。
勃起不全の有無が、血管のバロメーターともいえます。
勃起不全の患者数は、年々右肩上がりに上昇を続けています。国内には、31歳~79歳の男性の中で、完全な勃起不全患者数は260万人にいます。たまに勃起障害を起こす患者数を合計すると1130万人いると推計されています。
夫婦の約30%が勃起障害の経験があり、60代以上では過半数にのぼります。
しかし、誰もが、勃起不全になるわけではなく、80歳を超える方でもペニスがギンギンの方はいます。普段から生活習慣に気をつけ、勃起不全を感じたら早期に治療を受けることが重要になります。